セルコホームは高品質な住宅を提供する日本有数のハウスメーカーの1つです。
この記事では、新築を検討している方や他の住宅メーカーと比較をしている方は必見です。セルコホームの特徴と坪単価について詳しく掘り下げて紹介します。
目次
セルコホームはこんな会社
参照元:公式ページ
セルコホーム株式会社は日本の非上場ハウスメーカーで、本社は宮城県仙台市に位置しています。起源は「仙台土地開発株式会社」という名の建売住宅の分譲会社で、設立当初から一貫して住宅市場に参画してきました。
1984年からは注文住宅事業を開始し、その中でも1995年に発売されたカナダ輸入住宅「ザ・ホーム」はセルコホームの主力商品となっています。その独特の外観は日本の住宅とは一味違う魅力を放ち、海外風の雰囲気を好む方々にとって、特に魅力的な存在です。さらに「ザ・ホーム」は2016年に一度リニューアルされ、その特色ある間取りやデザイン性が更に磨きをかけられています。
カバードポーチやガレージ、サンルームなど生活を楽しみながら光を満喫できる工夫がたくさんされています。また、ラインナップの中でも「クイーンアンスタイル」は特に女性からの人気が高く、古いお城のような外観が特徴的です。
ココがポイント
セルコホームは直営店の管轄エリアとして宮城県や山形県、福島県、横浜エリア、大阪府などを主に全国で事業展開を行っています。
それ以外のエリアにおいても、フランチャイズ加盟店がセルコホームの商品を扱っているため、全国どこでもその特色ある住まいを手に入れることが可能です。こうした特色と広範な事業展開からもわかるように、セルコホームは一般的なハウスメーカーとは一線を画した、独自の価値を提供する会社です。
その坪単価やその他の特徴について、以下で紹介します。
セルコホームの3つの特長
セルコホームの3つの特徴を紹介します。
適正な坪単価でカナダ輸入住宅を提供
1つ目の特徴は適正な坪単価でカナダ輸入住宅を提供していることです。セルコホームではカナダ現地の資材を自社で調達し直輸入しています。
これにより、中間マージンを排除し、良質なカナダ輸入住宅を適正価格で提供しています。
さらに、セルコホームはカナダ輸入住宅の全国供給実績No.1という信頼性も特徴の1つです。
ツーバイフォー工法とグラスウールを用いた高い断熱性
2つ目の特徴はツーバイフォー工法とグラスウールを用いた高い断熱性です。セルコホームの家は極寒地カナダで主流のツーバイフォー工法を採用し、壁や天井には高密度なグラスウールを充填しています。
これにより、一年を通して快適な室内環境を実現します。
セルコホームの耐震構造
3つ目の特徴はセルコホームの耐震構造です。床・壁・屋根が一体化した6面体の構造を採用しているため、地震の際も建物全体で揺れを受け止め、負荷が一カ所に集中するのを防ぎます。
さらに、構造体の接合部分を補強金具で強化し安全性を向上させた結果、東日本大震災でもセルコホームの家は倒壊ゼロという実績を持っています。
以上のように、セルコホームの特徴は適正な坪単価のカナダ輸入住宅、高い断熱性、そして耐震性の3つです。
これらの特徴はセルコホームの信頼性と安心感を高め、住まい選びの大きなポイントとなります。
セルコホーム人気商品ラインナップと坪単価
セルコホームが提供する住宅ラインナップは、それぞれが独自の特性を持ちながらも、ユーザーのニーズに合わせて最適な住空間を提供することを目指しています。
注文住宅と規格住宅の2種類が主なラインナップです。
ザ・ホーム(注文住宅)
ザ・ホームシリーズはお客様の具体的な要望に合わせた自由な設計が可能です。ZEH対応も可能なこの住宅は、あなたの夢を具現化するためのプラットフォームとなります。
さらに詳しく
ZEH対応とは、エネルギー収支をゼロ以下にする家のことです。
セルコホームのザ・ホームシリーズは、お客様にとって理想とする住まいを実現するために、「セレクトメイド・システム」を採用しています。これは、家のデザインを5つの主要な要素から選び、あなた独自のオリジナルホームを作るシステムです。選択できる主要な要素は「外観デザイン」、「玄関ドア」、「インテリアテイスト」、「窓」、「躯体」の5つです。
これらの組み合わせによって、多種多様なデザインの実現が可能となります。また、外観スタイルについては「アーリーヴィクトリアン スタイル」、「クイーンアン スタイル」、「ジョージアン スタイル」、「コンテンポラリー スタイル」の4つから選べます。
このように、セルコホームの「セレクトメイド・システム」は、あなたの住まいへのこだわりや要望を具現化するための強力なツールです。
ザ・ホームシリーズの予想される坪単価は60万円〜85万円の範囲となっています。
ザホーム SPIRIT(規格住宅)
ザホーム SPIRITは、セルコホームの規格住宅のラインナップに属し、建物の構造には「ツーバイフォー工法」が採用されています。この工法は、断面が2インチ×4インチの木材の壁が家全体を支えています。
外壁面には断面がさらに大きい2インチ×6インチの木材を使用し、地震や台風から建物を保護します。
また、玄関ドアはYKK AP製のブランド「ヴェナート」が標準として採用されており、ブラウン系をはじめとしたバニラ色やオリーブグリーンなどの豊富なカラーバリエーションが特徴です。内装ドアの標準仕様は、塗装仕上げの輸入ドアで一部半透明のガラスが入ったリビングドアタイプも用意されています。
フローリングは、天然木の「ハードメイプル」、「オーク」、「ブラックチェリー」、「ブラックウォルナット」の4種類から選択することが可能です。
天然木の風合いを活かしつつ、「つや消し塗装」により耐久性を高め、さらにワックスがけも不要という機能性を兼ね備えています。ザホーム SPIRITはキッチンや洗面化粧台、ユニットバスなどの水回り設備は、全てリクシル製で高品質な生活空間を提供しています。
セルコホームのは、坪単価に見合った価値をしっかりと提供しています。予想坪単価は45万円〜65万円となっており、セルコホームの高品質な住宅をリーズナブルな価格で実現することが可能です。
セルコホームと競合メーカーの坪単価を比較
セルコホームの特長は「適正価格」です。
これはセルコホームが自社カナダ子会社「セルコカナダホーム」を設置し、商社を利用するためにそのまま正規を行っているからです。レンガをはじめとした高品質な建材は、カナダだけでなく、オーストラリアや東南アジア、ヨーロッパなどからも直接輸入しています。
これにより、物流コストを抑えることができ、その分を顧客の利益に還元できる可能性があります。それでは、セルコホームとよく比較されるハウスメーカーの坪単価について見てみましょう。
以下に一部をピックアップして紹介します。
スウェーデンハウス:60万円〜100万円
スウェーデンハウスは、北欧スウェーデンの考え方を取り入れた輸入木材住宅を提供しています。極寒エリアに対応できる気密性と断熱性を持つ屋根、セルフメンテナンスに手間がかかることが挙げられます。
ロンビスジャパン:60万円〜75万円
ロンビスジャパンのコンセプトは、「建築家と建てる輸入住宅」です。ジョージアン様式やクイーンアン様式の家を提供しています。
住友不動産:70万円〜105万円
住友不動産は、木造で平屋から3、4階建てまで対応可能なハウスメーカーです。デザイン性が高く、和モダンの実例も多数ありますが、坪単価が高額になる傾向があります。
三菱地所ホーム:75万円〜160万円
三菱地所ホームは初期の段階から設計とインテリアがチームを組み、一体となってプランニングを行います。ツーバイフォー工法が基本で、鉄筋コンクリート造にも対応します。
-
【2024年最新】三菱地所ホームの坪単価
三菱地所ホームは全館空調システムの「エアロテック」を主軸に快適な空間づくりに特化したホームメーカーです。購入する9割以上の方はこの「エアロテック」を採用しています。 また注文住宅である「 ...
続きを見る
三井ホーム:65万円〜120万円
三井ホームはツーバイフォー工法を強固にしたプレミアムモノコック構造が特徴です。これらのハウスメーカーとセルコホームを比較すると、坪単価においてはセルコホームが非常に優れた競争力を持っていることがわかります。
それぞれのハウスメーカーには独自の特徴と強みがありますが、セルコホームの魅力と坪最適の適正さは競合にはない大きなアドバンテージと言えます。
まとめ
以上のように、セルコホームは他社にない独自の特徴と競争力のある坪単価で高品質な住宅を提供しています。特筆すべき特色として、工夫されたデザインや最新の技術を取り入れた住宅が挙げられます。
また、坪単価の他社との競争力は新築を検討している方にとって魅力的なポイントです。セルコホームを選ぶ際にはこれらの特徴をしっかりと把握し、比較検討することが大切です。