ポラスグループは地域密着型の会社であるため、全国的に有名な会社ではありませんが、一部の地域においては、しっかりとした支持と実績を得ている会社です。
そんなポラスグループで住まいの購入を考えている人は、坪単価や商品の特徴などが気になると思います。本記事では、商品説明と共に坪単価も一緒に解説するため、自分の理想の商品があるか、見ることができます。
商品の特徴と坪単価を把握した上で、購入するか考えていきましょう。
目次
ポラスグループとは
ポラスグループは、埼玉県・千葉県・茨城県・東京都、関東の一部のエリアで展開している、地域密着型のハウスメーカーです。全国展開していないので、このエリアにお住まいの方以外の人は、知らない人も多いと思います。
地域密着型であるため、地域の気候や風土を生かした家づくりを得意としており、創業50年という長い歴史とノウハウがある会社です。越谷・さいたま市・柏の3商圏においては、16年連続で住宅販売総合部門No.1を獲得するほど、高い支持を得ています。
5つのブランドと4つの特長を持っている会社なので、それぞれ見ていきましょう。
ポラスの4つの特長
ポラスの4つの特長が信頼へとつながる起点になっているので、それぞれについて見ていきましょう。
確かな「技術力」
ポラスの家は、今までにない性能の家を目指し、地震に強い家づくりに取り組んでいます。耐震性はもちろん、断熱や防音など心地いい住環境の研究、住む人を満足させる研究、技術面での研究など、住み手の立場に立った住まいの性能を極める研究をしています。
地震に強い家づくりの基盤は3つです。
①耐震検証システム「ウッド・イノベーターNEXT」
オリジナル構造計算ソフト「ウッド・イノベーターN E X T」を開発し、大地震を想定した3Dシミュレーションによって、耐震性に優れた、安全かつデザイン性の高い家づくりが可能になりました。
②オリジナルの耐力壁や金物の開発
「ウッド・イノベーターNEXT」で耐震強化が必要なところを探しだし、独自開発によるオリジナル接合金物を使用することで、耐震性を高めているのが特徴です。
③自社で構造計算
構造計算とは、台風や地震といった自然の力を受けた時の安全性を、計算により確認することです。法律で義務付けられていないものまで、全棟を構造計算しています。
これらの技術を駆使することで、地震に強い家づくりを実現します。
夢をカタチにする「デザイン」
ポラスは20年連続で「グッドデザイン賞」を受賞している実績があります。経験豊富なデザイナーたちが多数揃っているので、お客様ひとりひとりにあわせた「夢」を「カタチ」にデザインすることが可能です。
営業担当やデザイナーが、お客様の話をしっかりと聞き、豊富な知識と実績をもとに、理想やあこがれをデザインでカタチにします。
万全の「アフターサポート」
家を建てたら終わりではなく、むしろそこからスタートするとも言えます。ポラスは住まいのプロとして、住宅の引き渡し後も、安心できるサポートを提供することを約束します。
地域密着型の利点を活かし、万が一があった場合でもすぐに駆け付けられるのが魅力です。迅速なアフターメンテナンスができることが、安心につながります。建物診断と保証延長工事で30年間快適な暮らし、さらに最長60年の長期保証があるので、万全のアフターサポートが完備しているのが特徴です。
ポラスでは3ヶ月・1年・2年・5年・7年の定期点検（無償）を実施し、それぞれの点検時に必要なメンテナンスを実施するので、何年経っても美しい状態を保ちます。
快適に省エネするポラスのZEH
ポラスが提供するZEHは、一般的なZEHと比べて断熱性能が違います。「高気密・高断熱」をベースに、「パッシブエコ」、「アクティブエコ」によりZEH基準をトータルで高めるのがポイントです。「パッシブエコ」とは、自然光や風を上手に取り入れることにより、心地よい住まいづくりをする設計手法のことです。電気やガスに頼る必要がないので、省エネで地球にやさしい暮らしが実現できます。
「アクティブエコ」とは、空調設備や床暖房を使用し、心地よい住まいづくりをする設計手法のことです。省エネ設備（太陽光発電パネルなど）を利用することで、エコな暮らしを実現します。
これにより光熱費を抑えながら、夏は涼しく、冬は暖かい、年間を通して快適な住まいを味わうことができます。
ポラスの5つのブランドの特徴と坪単価
ポラスには5つのブランド（商品）があり、それぞれ特徴が違います。それにより坪単価も異なってくるので、自分の理想の住まいを探してみましょう。
PO haus(ポウハウス)の特徴と坪単価
PO haus(ポウハウス)の坪単価は、約60万円から75万円です。「DESIGN & TECHNOLOGY」をコンセプトにしており、「こんな住まいで暮らしたい」という思いをカタチにします。特徴としては、和モダンな住まいを提供することです。家全体を和モダンに統一したり、部分的に和を取り入れたりと、自由にカスタマイズすることができます。純日本建築にするのではなく、エッセンスとして和を入れ、アクセントをつけるのが特徴です。
例えば、窓の位置を調整し、庭に入る光の量・角度を変えることで光を柔らかくコントロールし、心地の良い優しい空間をつくりあげます。
北辰工務店の特徴と坪単価
北辰工務店の坪単価は、約40万円から60万円です。ポラスグループの中では比較的ローコストで建てられる商品です。完全自由設計の商品なので、自分の好きな空間や間取りを設計することができます。
優秀施工者国土交通大臣顕彰受賞大工9名を含む、高い技術を持つ大工や職人の手によって作られるため、コストは抑えつつ、高品質な仕上がりを実現します。
Has casa(ハスカーサ)の特徴と坪単価
Has casaの坪単価は、約65万円から80万円です。欧風デザインを取り入れているので、海外スタイルを重視したい人におすすめです。
2×6工法を使用しているので、断熱性と気密性の優れた住まいができあがります。夏は涼しく、冬は暖かい、省エネに優れた住まいを実現可能です。また自然素材を多く使用しているので、時間と共に味わい深くなる家に住めます。
MOK house(モクハウス)の特徴と坪単価
MOK houseの坪単価は、約30万円から45万円とローコストで建てることができます。自由設計ではなく、200種類のプランから自分に合った住まいを選ぶ方法です。
基本設計は決まっていますが、好みに合わせてオプションを追加できるので、自分好みにアレンジすることも可能です。とにかく費用を抑えたい人におすすめの商品です。
ポラスグループの特長を把握して住まいを選ぼう
ポラスグループは、地域密着型の会社であるため施工範囲内にお住いの人にはおすすめです。特に越谷・さいたま市・柏の3商圏においては、実績も信頼も確かであるため、ボラスで家を建てる人が多いです。
耐震性やデザイン、アフターサポートまでこだわり抜いた会社であるため、どこを見ても満足のいく仕上がりを提供してもらえます。
ポラスの5つのブランドでは、それぞれ特徴が異なり、自分にあったものを探しましょう。
坪単価も30万円～80万円と商品によって違うため、注意しましょう。ポラスで住まいを購入しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
