「家は、性能。」をこだわりとしてあげている一条工務店ですが、性能だけでなくコストパフォーマンスも両立して理想的な暮らしを叶えてくれます。
一般的な2階建てのほか、3階建てや二世帯住宅にも対応している一条工務店では、平屋住宅を希望する顧客も増えているといいます。
ほかにはないメリットがいろいろとある平屋住宅ですが、気になるのは価格ではないでしょうか。そこで今回は一条工務店で平屋住宅を建てる場合の坪単価と、一条工務店の平屋の魅力についてもご紹介します。
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目次
一条工務店はどんなハウスメーカー?
参照元:公式ホームページ
一条工務店は性能を追求し、こだわりの家づくりをお手伝いしてくれる住宅メーカーです。
一条工務店
- 本社所在地 静岡県浜松市
- 設立 1978年9月
- 資本金 3憶460万円
- 事業内容 住宅設計、施工、販売、メンテナンスなど
- 拠点数 全国約500拠点、17工場
「一条工務店で建ててよかった」そういってもらえるような住まいづくりを目指している一条工務店。一条工務店のこだわりは「家は、性能。」ですが、そこにはどんな思いがこめられているのか、どのような家づくりを目指しているのか、くわしく見ていきましょう。
実験を行い建てている
一条工務店は静岡県浜松市に本社を構えるハウスメーカー、設立は1987年ですがそれは国内で東海地震の危険が叫ばれるようになった時期でした。静岡県浜松市は、その東海地震の予測される震源地に近い土地柄ということで、一条工務店ではまず耐震性に注目し地震に強い家づくりを開始したのです。
30年以上も前から、専門の研究機関や大学と連携して実験を繰り返し、たしかな安心と安全を追求しています。耐震性能も計算で割り出すだけでなく、実験を行い自分たちの目で確かめるという手間をかけてきました。
耐震性能だけでなく、断熱性能や耐火性能、気密性能、耐風圧性能などもひとつひとつ実験を行い、それらの性能が実際に得られることを検証した上で製品が届けられています。
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納得の価格で質の高い暮らしを提供
家に必要以上の性能を搭載することは、価格が高額になりすぎることがあります。また、価格をできるだけ抑えようとして性能を下げてしまえば、暮らしの質も下げてしまうことになりかねません。
大切なのは、性能とコストパフォーマンスを両立させることだと一条工務店は考えます。一条工務店では高い性能が叶える理想的な暮らしと、納得して購入できる価格の両方を満たすという、ハイスペックな住宅の提供を目指しています。
オリジナルの住宅設備、断熱材、窓などは、一条工務店のグループ工場で開発・生産された高品質な製品が使用されています。このような自社グループによる内製化と、現場で施工する工程を工場で行うため、コストの大幅削減が可能になるのです。ただ安いだけではなく高品質、納得の価格で質の高い暮らしが実現するでしょう。
モデルハウス仕様が標準仕様
モデルハウスを見学することで、どのような家が建つのかイメージできるものです。しかし、実際に家を建ててみたらモデルハウスは特別な住宅であり、自分が建てたものは標準仕様だったのでギャップがあったと後悔する人もいます。
一条工務店のモデルハウスはほぼ標準仕様、特別仕様ではありません。ですから、モデルハウスで見て気に入った家と、自分が依頼し建てた家とのギャップがないと感じられるでしょう。
モデルハウス出展数が業界No.1
一条工務店の家の性能を実際に体感し、他とは違う充実した標準仕様を確認できるよう、総合展示場などにモデルハウスを多数建てています。展示場出店数は住宅業界No.1、展示場のほかにも「住まいの体験会」や「完成現場見学会」なども案内しており、一条工務店の性能の良い暮らしを知ることができます。
年間1万件以上の建築実績
他のハウスメーカーのテレビCMはよく見かけるけれど、一条工務店のCMは見た覚えがないという人も多いのではないでしょうか。実は、一条工務店ではテレビCMを含む宣伝活動をほとんど行っていないのです。
それにも関わらず、一条工務店は年間1万件以上の建築実績があるのですが、これは一条工務店の家の性能の高さに加え、信頼できるハウスメーカーだという声が広まってきたからこそでしょう。
性能も高く評価されている
これまでに、一条工務店は「省エネ大賞 経済産業大臣賞(最高賞)」をはじめ、数々の公的な賞を受賞しています。これは一条工務店の住まいの性能の高さと、それらの性能を普及できること・できたことが評価された結果です。
一条工務店のこだわりは「家は、性能。」でしたが、このように受賞において性能が評価されたことで、「賞も、性能。」ということがわかります。
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一条工務店の平屋住宅の坪単価は?
一条工務店では、家族構成やライフスタイル、家族の好みやこだわりに合わせて選ぶことができる、さまざまなタイプの商品が用意されています。
業界最高クラスの性能を持つ「グラン・スマート」や、省エネにすぐれた超健康住宅である「アイ・スマート」などがありますが、それらの人気商品の平均坪単価は70万円~100万円です。一条工務店のすべての住宅の平均坪単価は約68万円だということですが、平屋住宅に限っていえば坪単価60万円程度からになります。
坪単価は建てる住宅のグレードによって左右されますから、平屋住宅を建てるにしてもどのグレードにするかで坪単価は変わってくるのです。
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坪単価はさまざまな条件により変わる
坪単価は建築面積が狭いほど高くなるのが一般的です。狭いのに高いというのはなんだか納得できないと思うかもしれません。
どういうことかというと、普通の住宅で最低限必要な水回りや玄関の設備などは、坪数に関係なく必ず必要になるものです。そして、必要な設備にかかるお金は小さい家でも価格は同じ、建築にかかった総額を坪数で割ると坪単価が出ますから、建築面積が狭い家なら坪単価が高くなってしまうということになります。
さらに平屋住宅の場合は基礎工事の面積が広くなり、屋根の面積も2階建て住宅よりも広くなることがおおく、それらの工事は建築工事の中でも金額が大きいため、平屋住宅は坪単価が高くなる傾向があります。
また、建てる地域・土地によって気候などの条件が異なるため、一般的な仕様ではないそれぞれの条件に合わせた仕様にすることで、坪単価がアップすることもあります。
一条工務店の性能なら平屋住宅も安心
一条工務店の平屋住宅なら、間取りや外観のデザインを家族構成やライフスタイル、好みに合わせて選ぶことができます。平屋は広々とした開放的な空間で暮らすことができ、段差がないので高齢者や小さなお子さんがいても安心、温度差も気にならないので健康的・快適に過ごすことができるでしょう。
一条工務店でも、以前より平屋住宅を検討する人が増えているといわれていますが、2階建てにはない不安や気になる点が平屋住宅にはあり、依頼をためってしまう人も少なくないようです。
たとえば、つぎのような不安や気になる点が平屋住宅にはあります。
ココに注意
- 1階だけに窓があることで防犯面に不安がある
- 屋根と天井が近いため夏場の室内の暑さが心配
- 屋根部分のメンテナンス費が2階建てより高そう
- 2階建てよりも割高になりそう
これらの不安・気になる点に、一条工務店はつぎのような答えを出しています。
1階だけに窓があることで防犯面に不安がある
空き巣などの犯罪者は多くが窓から侵入してきますから、平屋の場合は防犯面で不安を感じる人も多いのです。
2階建て以上なら、防犯面で不安があるため寝室を1階にしないケースが多いのですが、平屋の場合はそうはいきません。寝室以外のリビング、浴室、キッチンなども平屋住宅ならすべてが1階ということで、地域によっては常に気を抜けないということもあるでしょう。
一条工務店では、徹底した窓の防犯対策が可能です。ハンマーなどを使用したうち破りにも強い強靭な窓を採用していますから、もしもの事態が起こっても犯罪者は窓を容易に破ることができないので安心です。
屋根と天井が近いため夏場の室内の暑さが心配
平屋住宅の場合は、夏は暑く冬は寒いというのが一般的な常識となっています。部屋の空間が屋根のすぐ下であり、屋根からの熱や寒さを遮断してくれる2階部分のような空間がないからです。
また、天井面は同じ床面積の2階建てと比べて大きいという特徴もあり、外気と接する面積も大きくなるので、外気温の影響を受けやすく冷暖房の効率も悪くなってしまいます。
しかし、一条工務店は業界トップクラスの断熱性能で、室温を快適に保つことができます。断熱材は高性能で一般的な断熱材の2倍もの断熱性を持つウレタンフォームを採用、天井だけでなく外壁や床にも使用しています。また、高断熱樹脂サッシや全館換気システムも採用し、外気の影響を受けにくく省エネ効果も期待できるでしょう。
屋根部分のメンテナンス費が2階建てより高そう
屋根はスレートを使用している場合、10年から15年ごとに塗り替える必要があります。気候条件などによっては塗り直すだけでなく補修も必要となり、そうなると費用も高くなってしまうでしょう。
とくに平屋住宅の場合は2階建てより屋根面積が広くなるケースがあり、その分のメンテナンス費もかさむことになります。しかし、一条工務店の屋根一体型太陽光パネルを採用すれば、スレート屋根のように定期的に塗り替える必要がなく、塗り替え工事に必要な足場費用も不要です。
もちろん、太陽光パネルですから発電するというメリットがあり電気代を抑えることができるし、災害時などもしものときに役立つでしょう。太陽光パネルは重量があるので屋根に負担をかけるのでは?と心配になるかもしれませんが、一条工務店の太陽光パネルなら屋根一体型なので、従来のものよりも軽く耐震性にも優れているので安心です。
2階建てよりも割高になりそう
一般的に平屋住宅は2階建てよりも割高になるといわれていますが、一条工務店には当てはまりません。階段やホールをつくる必要がない平屋住宅ですから、施工面積を減らすことができるため、建設費用を抑えることが可能です。
一条工務店の平屋住宅で坪単価を抑えるには?
一条工務店で平屋住宅を選んで建てる場合、つぎの対策を行うことで坪単価を抑えることが可能です。
こだわりすぎないようにする
平屋住宅もこだわりすぎてあれこれ盛り込んでしまうと、坪単価が高くなり予算をオーバーしてしまうこともあるでしょう。本人や家族の希望をどんどん取り入れて、理想の家を建てたいと思うのは分かりますが、予算に余裕がないなら絶対に外せないもの以外は無理しないほうが無難です。
標準仕様のままでOKなら坪単価は抑えられます。しかし、一生に一度の大きな買い物ですから理想に近いものにしたいはず、家族で話し合ったこだわりを担当者に伝え相談することをおすすめします。
シンプルな間取りを選ぶ
間取りをシンプルにすることで、予算を抑えることができます。凹凸が少ない家にしたり、屋根の形状も凝ったものを選ばない、内装も統一すれば坪単価も抑えられます。また配管に無駄がないように、水回りを集中させるのもおすすめです。
実際に一条工務店の平屋住宅を建てた人の声は?
一条工務店で平屋住宅を建てた人の声について見ていきましょう。
セカンドライフを楽しむための平屋住宅
それまで住んでいた自宅が古くなり、セカンドライフを楽しむための家として平屋住宅を選択。子どもが独立し夫婦2人の生活で、それぞれが自分の趣味を楽しむことができるよう間取りを工夫し、テーマをヨーロッパのインテリアにして家具やグッズも揃えています。
屋根の面積が広い平屋であることから、太陽光発電パネルも大容量のものを選び、発電によるメリットは夫婦で楽しむためのゆとりにまわせそうです。
アメリカの住宅を再現した平屋住宅
アメリカの住宅のように、広々とした空間を再現するために平屋住宅を選びました。日本の住宅ではあまり見られない、リビングからダイニング、キッチンまでつながるという、大空間にこだわった家です。
平屋の場合、来客があると洗面所から洗濯物や洗濯機などが見えてしまうことがあり困るのですが、トイレ・洗面所・バスルーム・脱衣所を横並びの間取りにすることで解決しました。間取りはLDKを囲むように配置したシンプルな間取りなので、非常に使い勝手がよく広さはもちろんですが明るさにも満足でき、居心地よく暮らすことができています。