- エスバイエルの坪単価はどのくらい?
- エスバイエルの住まいって性能はどうなのかな?
上記のように、ヤマダホームズの注文住宅ブランドであるエスバイエルの住まいが気になっている人はいませんか。エスバイエルの住まいには歴史があります。「どんな住まいを建ててくれるのかな?」と気になることでしょう。
ヤマダホームズは、7つ(2023年6月現在)のブランドを展開しています。エスバイエルはその中でも特に重要な存在です。エスバイエルの名は、ヤマダホームズのオリジナル構法としても活用されています。エスバイエルのことが気になる人は、坪単価や特徴などを確認しておきましょう。
目次
エスバイエルの坪単価
エスバイエルの坪単価は45万円〜80万円程度です。エスバイエルの住まいは冒頭でもあったとおり注文住宅ブランドなので、別会社が運営をしています。最近は、エスバイエルからヤマダホームズ代理店に名称を変更する会社もありました。しかし現在もエスバイエルの住まいとして運営をするハウスメーカーもあります。
また、エスバイエルの住まいは、運営会社によってコンセプトや商品が異なるので注意が必要です。お近くのエスバイエルの住まいで確認しましょう。
坪数ごとの本体価格と建築総額
エスバイエルの坪単価から、坪単数ごとの本体価格と建築総額を算出しました。目安にはなりますが、だいたいの価格が把握できます。
さらに詳しく
坪数 本体価格 建築総額
- 25坪(82.64㎡):1,125万~2,000万円 1,500万~2,667万円
- 30坪(99.17㎡):1,350万~2,400万円 1,800万~3,200万円
- 35坪(115.7㎡):1,575万~2,800万円 2,100万~3,733万円
- 40坪(132.23㎡):1,800万~3,200万円 2,400万~4,267万円
- 45坪(148.76㎡):2,025万~3,600万円 2,700万~4,800万円
- 50坪(165.29 ㎡):2,250万~4,000万円 3,000万~5,333万円
本体価格だけでは住めるようになりません。諸費用などをプラスした建築総額で予算を検討しましょう。ご自身が建てる予定の坪数に該当する価格を参考にしてください。
エスバイエルの坪単価は安いの?
エスバイエルの坪単価を類似ハウスメーカーの坪単価と比較をします。
比較
- 一条工務店:50万〜95万
- ウィザースホーム:40万〜80万
- クレバリーホーム:40万〜90万
- セルコホーム:40万〜85万
- タマホーム:40万〜80万
- 桧家住宅:45万〜100万
エスバイエルの坪単価と比較をしても金額に大きな違いが生じません。エスバイエルは平均的な坪単価で注文住宅を建てています。そうなると、大切なのは特徴や性能ではないでしょうか。45万円〜80万円の坪単価でどのようなパフォーマンスを提供してくれるのかを確認しましょう。
エスバイエルの特徴
エスバイエルの特徴は次のとおりです。
エスバイエルの特徴
- 優れた耐震性
- 住まいの耐久性が高い
- 快適な住まい
詳しく解説をします。
優れた耐震性
エスバイエルは、地震で倒壊をした住まいがゼロです。1951年に三成建築工業として大阪府で設立されました。70年以上にわたり地震による倒壊や半壊がゼロである事実が、エスバイエルの魅力です。「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」「熊本地震」のいずれにおいても倒壊をしていません。
エスバイエルのホームページでは、各地震での写真が掲載されています。周囲にがれき類がある中、エスバイエルの住まいが建っている3枚の写真です。エスバイエルの強さが伝わってきます。
その強さの秘密が「SxL構法」です。強度が高いながらも自由設計を実現させえます。エスバイエル自慢の工法です。
エスバイエル自慢の工法
- モノコック構造
- 木質接着パネル
- MS工法基礎
SxL構法は、屋根、壁、床の6面を一体化させた強固なモノコック構造を採用しています。モノコック構造は、自動車や鉄道車両、ミサイルや航空機などにも採用されている構造です。建物を小さい点で支えるのではなく、外力を6面体全体に分散させてバランスよく受け止めます。大きな揺れエネルギーを地盤へと上手に逃がすことで構造を守る工法です。
またSxL構法は、木質接着パネルを採用しています。木質接着パネルは、枠材と合板を接着させ一体化した面です。外力を面全体で受けるモノコック構造は、荷重を面全体で受ける際に強い耐力を発揮します。
さらに、エスバイエルで利用される木材は、厳しい品質管理下で輸入された木材です。JAS規格を上回る厳しい検査規定を設けることで、高品質の材料を採用しています。技術だけでなく資材にもこだわった工法です。
地盤にはMS工法基礎を採用しています。いくらモノコック構造で強い注文住宅を建てても、地盤から崩れては意味がありません。エスバイエルは、建物の下に地中壁を格子状に形成することで負荷を分散させています。結果、地盤変形に対する抵抗が約3.7倍にアップしました。不同沈下を抑制することで、大切な住まいを守ります。
エスバイエルの耐震性は、連続加振実験でも証明されているので安心です。阪神・淡路大震災を上回る地震波を、連続して加振しましたが倒壊はしませんでした。極めて細かい壁の変形があったようですが、加振後も建物の状態を維持しています。
エスバイエルの住まいは耐震性に優れた構造です。坪単価以上のパフォーマンスを実現します。
住まいの耐久性が高い
エスバイエルの住まいは耐久性が高いです。長く快適に暮らせる住まいを建ててくれます。サポートシステムも充実しているので安心できます。耐久性を高めている理由は次のとおりです。
ココがポイント
- 壁内換気システム
- 見える窓Lupe
- 耐湿パネル
湿気は、木造の大敵のひとつです。湿気により資材が劣化すれば耐久性が損なわれます。エスバイエルの住まいでは、内部結露を抑えるため壁内換気システムが採用されました。壁内の湿気を排出するため通気層を設けたシステムです。
床下には乾燥した空気を取り入れるための導入口が用意されています。小屋裏との気圧差や太陽熱により暖められた空気が上昇し、屋根から逃げるシステムです。湿気を抑えることで、3世帯にわたり住み続けられる住まいを実現します。
また、「見える窓Lupe(ルーペ)」を設置することで、壁内の状態を確認できるのも特徴です。一般的に建物が完成したあとは壁内部の確認ができません。エスバイエルでは、見える窓Lupeを設置することで、定期的に乾燥状態を確認します。内部を診断できる仕組みが耐久性を高めているのです。
さらに湿気をコントロールする耐湿パネルも採用しています。結露の発生リスクが高い場所へ耐湿パネルを設置し、木材の老朽化を抑える方法です。高い防腐性能を持っているので、浴室や洗面など、湿度の高まりやすい空間で活躍をします。
エスバイエルの住まいは耐久性が高いです。いくら坪単価が安くても、長く住み続けられなければ価値が低下します。エスバイエルは、坪単価以上の価値が期待できる注文住宅です。
快適な住まい
エスバイエルの住まいは快適です。室内の温度、バリアフリー、省エネなどを考えたストレスフリーの住まいを提供しています。家族の健康と快適を実現する住まいです。最先端の住まいで毎日が明るくなります。健康と快適が実現する理由は次のとおりです。
理由
- ウェルネス断熱
- 爽空間システム
- バリアフリー設計
ウェルネス断熱は、エスバイエルの高断熱高気密を支える仕様です。住まいを高性能断熱材で包み込むことで、外気に左右されない室内環境をつくります。省エネにも活躍する仕様です。それぞれの場所に適した断熱材や素材を採用しています。
ココがおすすめ
- 天井:ロックウール
- 壁と床:高性能発砲系断熱材
- 開口部:アルミ樹脂複合断熱サッシ
気密性を上げるため隙間には粘着テープ「ブチルテープ」を使用しています。窓からも室内の快適な熱を逃がしません。一年中にわたり快適な室内を実現します。
木炭の力を活かした爽空間も特徴です。空気浄化作用で、快眠を呼び込みます。消臭や脱臭にも活躍するシステムです。爽空間システムの効果は、モニターによる検証により認められています。木炭の力は偉大です。
また、エスバイエルの住まいはバリアフリー設計を提案してくれます。住宅金融支援機構のバリアフリー基準をクリアできる設計です。耐久性が高いからこそ、将来を見据えた住まいを提供してくれます。
高断熱高気密により、省エネ対策も万全です。エスバイエルはオプションになりますが、ZEH住宅にも対応ができます。快適な住まいを実現する工夫が盛りだくさんの注文住宅です。
エスバイエルの間取りアイデア
エスバイエルは、長年にわたり培われた実績による間取りアイデアも魅力のひとつです。住む人のライフスタイルに合わせた間取り提案をしてくれます。
ペットと暮らす住まい
おうち時間が増えたことで、家族に猫や犬を迎える人も増えました。猫や犬を飼われている人は、エスバイエルのペットと暮らす工夫がおすすめです。
「猫と一緒に暮らす工夫」
猫をのびのびと遊ばせるため、高さのあるキャットウォークを提案してくれます。勾配天井を利用するので、高さは十分です。運動不足の解消にも役立ちます。リビングとは別に設置されたマルチリビングで、日向ぼっこをしている猫に癒されましょう。
「犬と一緒に暮らす工夫」
散歩が好きな犬と暮らす工夫は、ペット専用のシャワー水栓です。帰宅後、すぐキレイにできます。散歩の準備と片づけを簡単にする工夫です。ペット専用の収納棚が活躍をします。
他にもペットと暮らす工夫を用意しているので、一度相談をしてみましょう。ペットとの生活を大切にしている人に重宝される工夫が満載です。
キッズルーム
子育て世代が重要視するのはキッズルームです。家の中と言え、危険はいたるところにあります。子どもがのびのびと暮らせる工夫が必要です。
ココがポイント
- リビング横の大きなキッズルーム
- ワクワクする子ども部屋
- 落書き提案
家事をしながら見渡せるリビング横のキッズルームは、小さい子どものいる家庭におすすめです。来客時にも活用できるスペースを確保しましょう。床材などにクッション性のある素材を採用することで、安心して遊べる空間を提案してくれます。
子どもが小学生以上の年齢ならば、ワクワクするような子供部屋の提案がおすすめです。エスバイエルでは、ロフトベッド&テーブルなどの設置も行えます。6畳程度の空間を上手に活用する提案が魅力です。
落書きができる壁の提案も魅力があると思いませんか。落書きは子どもの可能性を広げます。自由に落書きをしても良い壁を設置することで、楽しみながらのびのびと子育てができます。書いては消せる黒板が子どもの想像力を高めることでしょう。
エスバイエルでは、キッズルームにもいろいろな提案を用意しています。もちろん将来を見据えた提案も可能です。大きくなったらどのように活用するかも合わせて提案をしてもらいましょう。
大家族に必要なシューズクローク
玄関は住まいの顔です。誰もがキレイを維持したいと考えます。大家族にはシューズクロークの活用がおすすめです。キレイを維持したいと考えている人におすすめの提案を用意しています。
ココがおすすめ
- 1坪程度の土間収納
- オープンタイプのシューズクローク
- 外からも利用できるシューズクローク
玄関をスッキリさせるため、靴だけではなくベビーカーやアウトドアグッズもしまえる大きめの土間収納を設置しましょう。靴を履いたまま入れるので、収納したものを取り出すのも楽ちんです。
広さが必要な場合は、オープンタイプのシューズクロークを設置しましょう。ドアを設置しないことで、空間に余裕が生じます。住む人が増えれば靴や小物が増えて当然です。エスバイエルでは、オープンタイプの土間も提案してくれます。
シューズクロークを2つ設置する提案も魅力です。外と内の2つに分けて設置します。アウトドアやガーデニング用品は外から利用できるクロークに収納しましょう。内側のクロークはキレイを保てます。
他にもさまざまな提案を用意しているのがポイントです。いろいろな提案からライフスタイルにあった提案を採用しましょう。
エスバイエル坪単価まとめ
エスバイエルの坪単価や特徴について解説をしました。最後にまとめます。
ココがポイント
- エスバイエルの坪単価は45万円〜80万円程度
- エスバイエルはヤマダホームズが展開する7つある注文住宅ブランドのひとつ
- SxL構法による優れた性能
エスバイエルは、性能の高い住まいを建ててくれます。間取りの自由度も高く、提案力も抜群です。坪単価以上の価値ある住まいを提供してくれます。間取りに悩まれている人は、お近くのエスバイエルの住まいに相談してみましょう。